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花粉症

通常、花粉の本格的な飛散開始予測日の1-2週間くらい前から内服薬を開始することが勧められています。

花粉症の内科的治療には内服薬(抗アレルギー薬)や点鼻薬、点眼薬があります。花粉に対するアレルギー抗体(IgE)を結合した肥満細胞(マスト細胞)に花粉が作用すると、ヒスタミンと呼ばれる化学物質が放出され、くしゃみや鼻汁、鼻閉、目の痒み、充血を起こします。花粉症に用いる抗アレルギー薬は、このヒスタミンの働きをブロックすることで、花粉の種類が何であれ、症状を緩和させます。

もちろん、外出する時のマスクや眼鏡の着用により花粉への暴露を避けることや、帰宅時に衣服から花粉を払い落とし、洗濯物は屋内に干すなど、花粉を部屋に持ち込まないようにすることも重要です。

なお、スギ花粉症の最近の話題に、2014年10月に上市されたシダトレン(舌下免疫療法治療薬)がありますが、当院ではこの治療は行っていません。

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