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薬物乱用頭痛

薬物乱用頭痛は過剰に使用された頭痛薬・鎮痛薬と感受性のある患者(薬物乱用頭痛を起こしやすい体質を持っている患者さん)間の相互作用により生じる頭痛で、片頭痛、緊張型頭痛など一次性頭痛患者の少なからぬ割合でみられることから、近年注目されている病型です。

エルゴタミン製剤やトリプタン系薬剤、鎮痛剤、オピオイド系薬剤などの過剰使用により、片頭痛や緊張型頭痛の患者が新しいタイプの頭痛を発症したり、片頭痛や緊張型頭痛が著明に悪化した場合に本症を考慮する必要があります。薬物乱用頭痛は頭痛患者さんの日常生活(ADL)を著しく損なうことがあり、臨床的にとても重要な病型です。

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